クトゥルフと帝国は、クトゥルフ神話TRPG第6版の追加データ(以下、サプリメント)です。
今回は、クトゥルフと帝国の購入を迷っている方々に向けて、どんな内容が書かれているのか、読んでみた感想等をご紹介させていただきます。
クトゥルフと帝国って何?
ではまず、クトゥルフと帝国という本がどんなものなのか簡単にご紹介させていただきます。
クトゥルフと帝国は、今から約100年ほど前の大日本帝国と呼ばれている時代の日本を舞台としたサプリメントです。
このサプリメントは、クトゥルフ・ダークエイジとは違い基本ルールブックが必要です。
出版されたのは2005年であり、価格は3,800円+税となっています。
当時の世界や日本の置かれている状況、経済や文化、軍事などが幅広く掲載されており、この本の内容を読み込めば、当時の世界観を感じることができると思います。
100年以上前、日本が極東の小国から世界に名を轟かせる大国になるまでの大変革期が含まれており、現在とは異なる文化が存在しており、読むだけでも非常に面白いものです。
では、次の項からクトゥルフと帝国の各目次ごとに概要を紹介させていただきます。
1920~1930年代の日本
この項では、当時の日本についてかなり細かく書かれています。
帝都と呼ばれた東京の様相、社会や政治、庶民の文化や情報源、現代とは異なる科学水準の解説、当時の日本の領土などが紹介されています。
その情報量はかなり豊富であり、読み込むだけでも1920~1930年代の大正及び昭和初期についての理解が深まることは間違いないでしょう。
大正日本のシナリオを遊ぶことは、このサプリメントがなくても可能ですが当時の社会や文化について知っておくだけでロールプレイの幅が非常に広がる上に、シナリオ上で語られる様々な描写や出来事への理解が進み、より深く大正シナリオを楽しむことができます。
新しい探索者
この項では、この時代に合わせた探索者の職業や技能が解説されています。
当然、時代や文化、科学水準の違いから技能の初期値や職業の内容などが大きく異なっています。
この時代に合わせた職業についても技能だけでなく、その職業の概要や身分について細かく解説されており、前項の内容に合わせることで、より当時の時代について理解を深めることができます。
この項で紹介されている職業数は29種類あり、当時をよく知らない方でもゲームを楽しめるだけの豊富な情報量があります。
登場するNPCの職業や立場などがこの項を読むことで、より深く知ることができます。
シナリオ
最後にシナリオです。
このサプリメントには、『浅草十二階』『銀座うずまき』『ポナペの摩人琥』という三つのシナリオが掲載されています。
『浅草十二階』『銀座うずまき』は名前の通り、帝都東京を舞台としたシナリオとなっています。
『ポナペの摩人琥』は、当時南洋諸島と呼ばれた日本領の南の島が舞台となっています。
大正日本はクトゥルフ神話TRPGの中でも人気のジャンルとなっています。
この本を読むことで、よりそれらのシナリオを楽しめるようになるため、私はこの本を強くお勧めします。
購入方法
こちらのサプリメントは、書店やAmazon,楽天市場などで購入できます。
注意点として、書店は置いていない場合があるので確実に入手したい場合はAmazonや楽天市場などがおすすめです!
購入は以下のリンクからでも可能です!
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、クトゥルフ神話TRPG用サプリメント『クトゥルフと帝国』をご紹介させていただきました。
この記事が、皆さんのTRPGライフをより楽しいものにする手助けができればとても嬉しいです。
最後に私の活動についてお話しさせていただきます。
私は以下のチャンネルでTRPG配信や歌ってみた動画の投稿などを行っています。
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本記事は、「著:坂本 雅之、坂東 真紅郎、内山 靖二郎」、または「株式会社KADOKAWA」「株式会社アークライト」に権利が帰属する『クトゥルフと帝国』の二次創作物です。
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